こんにちは！きたむら歯科クリニックです。
歯医者って痛いから行きたくない…という方、多いんじゃないかなと思います。
虫歯治療などで痛みが出る処置を行う際は、麻酔をさせていただきますが、
その麻酔が痛い！というイメージをお持ちの方もおられると思います。
実は麻酔をするときにも痛みやすいポイントがあり、当院ではそれぞれに対策をしています！
痛みを感じるには個人差がありますが、業界内でも痛みを感じにくいと
言われていることを当院では全て実施しております。
リニューアル前より限りなく痛みを感じにくい治療に神経を注いでおります。
以前は痛くて歯医者にいきたいくないとおっしゃっていた患者さんにも先日、
「当院なら痛くないから通える」とおしゃっていただき、私自身嬉しい経験もしました。
麻酔が痛いポイント
麻酔をしていく中で、痛む原因がいくつかあります。
1.粘膜を刺す時の痛み
2.麻酔薬を注入する時の痛み
3.精神的な緊張からくる痛み
それぞれについての詳細と、軽減するための取り組み
１.粘膜を刺す時の痛み
いわゆる”チクッ”とする痛みです。
軽減するためには、まずは麻酔をする箇所の粘膜を乾燥させ、表面麻酔を使用します。
表面麻酔自体には痛みはないので、これが効くのを少し待ってから麻酔をはじめます。
針を刺す箇所ですが、実は粘膜の中でも痛みやすい箇所と、比較的感じにくい箇所があります！
それはなぜか？体が痛みを感じるのは、”痛点”という部分があるためであり、その点の集まり
具合によって痛みの感じやすさも変わります。
針を刺す時は、痛点が少ない箇所で、さらに痛点の密度を下げるために粘膜を引っ張ります。
折り紙に切れ込みをいれて引っ張ると伸びるようなイメージですね。
さらに、麻酔針は歯医者で使用される中で最も細い33Gの針を使用しています。
痛点の間をすり抜けるための取り組みです。
２.麻酔薬を注入する時の痛み
麻酔薬をいきなり注入すると、麻酔薬が効き始める前に粘膜が押されていくので、痛みがでます。
また、麻酔薬が体温よりも低い状態だと、その温度差も痛みとして感じてしまいます。
そのため、麻酔薬は一定の圧力でゆっくりと注入し、先に人肌程度に温めるようにしております。
３.精神的な緊張による痛み
”痛いのが苦手”という気持ちがあると、体に力が入ってしまい、普段よりも痛みを
感じやすくなってしまいます。これまでの記憶や、歯医者の雰囲気、匂い、音が苦手など、
色々な原因があります。
当院では、そういった方にもリラックスしていただけるよう、様々な工夫をしております。
カフェのような雰囲気、”キーン”という音がなるべく少ない器具を使用、リラックスできるBGM、
アロマディフューザーで香りにも配慮し、ストレスを少しでも軽減できるよう努めております。
今回は、歯医者での痛みとその軽減についてお話しさせていただきました。
歯医者は痛いというイメージから足が遠のいてしまうと、その間にどんどんと悪化して手遅れになって
しまう方を一人でも減らしていきたいと思っております。
