こんにちは!
きたむら歯科クリニックです。
朝、目が覚めた時に『顎が疲れている』『頭痛がする』
『歯医者で治療してもらった詰め物がとれやすい』
『歯が痛む』『肩・首が凝っている』などといったお悩みはございませんか?
それらは“歯ぎしり(ブラキシズム)”が原因かもしれません!
歯ぎしりについて
歯ぎしりのタイプは以下の3つが挙げられます。
→ “クレンチング” 日中に多い歯ぎしり ギューと上下の歯を噛みしめる
→ ”グラインディング“ 睡眠時に多い歯ぎしり ギリギリと歯を横に滑らせこすり合わせる
→ “タッピング” 上下の歯をカチカチと噛み合わせる
歯ぎしりは家族や友人から指摘されることもありますが、自覚症状がない場合が多く、診断が困難といわれています。
また、原因としてストレスによる睡眠の質の低下や噛み合わせが挙げられていますが、
歯ぎしりが起こるメカニズムは完全には明らかではないようです。
次のような症状がある方は歯ぎしりをしている可能性があります…!
・歯がしみる ・歯が痛い ・詰め物がよく取れる
・肩や首、顎が痛い ・頭痛がする
・歯周病が改善しない ・舌や頬などの粘膜に噛み跡がある
その他にも歯ぎしりが習慣化されるとお口の中に現れるトラブルとしては
・歯がすり減る ・歯が割れる ・歯の根元が削れる
などがあります。
歯ぎしりはけして特異なことではありません。
誰もがしている一種の「くせ」と捉えていただいて良いですが、ひどくなると上記のような問題を引き起こします。
歯ぎしりによるトラブルを防いでいただくために当院ではこのような対策を行っています。
1.マウスピース治療
…歯型をとらせていただき、夜用のマウスピースをおつくりします
2.噛み合わせの治療
…噛み合わせ全体がバランスよく噛めるように調整します
当院では睡眠時に装着していただく夜用のマウスピース に加え、日中時に装着していただくスポーツ用のマウスピースも取り扱っております。
※スポーツ用のマウスピースは保険適用外(¥25000〜28000)となります。
※夜用のマウスピースは保険適用です。
そのほか無用な悪いくせをなくしていただくために
1.まずは日中の気づきから
…仕事中や勉強中など、何かに夢中になっているとき、ふと気がつくとしっかりと噛みしめていることはありませんか?
そんなときには、肩を上下させ、首から上の力を思い切り抜いて、頬の力を抜き、歯を噛み合わせないようにしましょう。
2.寝ているときのコントロール
1) 枕を低くしましょう
後頭の一番出っ張ったところより首の付け根近くに枕を置きます。
そうすることで、口が開きやすくなり噛みしめを起こしにくくします。
2) 布団に入ったら何も考えないようにしましょう
布団の中は眠るだけのところと決めてください。
もしどうしても考えることがあれば一度布団から出て、考えるようにしましょう。
3) 眠る前のトレーニング
①まずは思い切り噛みしめる。1〜2秒後にフッと顎の力を一度に全部抜く。
②息を吸いながら思い切り大きな大きな口を開け、ガクンと一気に脱力すると同時に息を吐く。
③肩→胸→腹→太ももの順に、力を入れる→脱力を行う。全身の力が抜けた状態でぐっすり眠る。
歯ぎしりの自覚がある方、症状がある方はお気軽にご相談ください♪